2022/08/01
木格子について




私の借りている築100年の古民家の木格子は、旧遍路道に面していて格子の間隔が狭く、中からは外の様子がよく見えるが、通りからは中の様子が程よく見えにくい設えである。夏場は西側に面しているので毎年ゴーヤのグリーンカーテンに覆われていて西日を塞いでいる。 私の事務所では木格子をよく採用していて、空間を壁で区切りたくないところの間仕切、キッチンと居間の間に2枚の片引き込み格子戸など木の柔らかさを残しながら間仕切りを意識するようにしています。 目的に応じて木格子の大きな、間隔など柔軟にデザインしています。