2019/12/18
自然エネルギーを有効利用したゲストハウス「アースシップ」




徳島エコツアー?のもう一つの目的が、自然エネルギーを有効利用したゲストハウス「アースシップ」の見学会であった。
Eerthshipとは1970年代からアメリカ人建築家マイケルレイノルズ氏が実験に実験を重ね建て続けているオフグリッドハウス(公共のインフラを必要としない建物)の名称である。
建物は山林の中にポツンと半分地下に埋まったように建っていた。 不思議なフォルムである。
いわゆるゴミと言われる古タイヤや空きビン、空き缶を建材として使用したこの建物は、年間通じて室内気温がほぼ21度前後を保つため、冷暖房機器を必要としない(アースシップHPから引用)。
室内で使用する水は雨水を濾過しながらキッチン、風呂、洗面、便所、植物育成に使い、最終的には浄化槽から土壌に浸透させている。
電気は太陽光発電で大型車のバッテリー数個に蓄電し節約しながら使用、温水は真空管を利用した太陽熱温水器から循環して使用する。
素晴らしいエコシステムで、現在のライフスタイルに無理なく適用している。
世界から集まったワークショップ参加者達で建てたこの建物は、日本初のアースシップ代理店でゲストハウスの他に5人以上参加の事前申し込みがあれば丁寧に案内をしていただける施設です(ただし有料)。




